回転するガラスに触れて音を奏でる「グラスハーモニカ」

Glass Harmonica
別名「アルモニカ」

水の入ったグラスの口を指でなぞると音が鳴ります。音の高さはグラスの大きさや水の量で調整します。たくさんのグラスを用意すれば音楽を奏でることも可能です。いわゆる「グラスハープ」ですね。これに対し「グラスハーモニカ」は、ガラスのお椀を大きさ順に重ね、真ん中に軸を通して回転させて、お椀の縁に触れて音を出します。遠くから見るとガラスの棍棒のようですね。回転する器の縁がピアノの鍵盤のようです。

引っ掛けを回避したはずが見事に引っ掛けられるマジック

Do as I do Magic Trick
まんまとやられる

これをマジックと呼んでいいのかどうか、ちょっと迷いましたが…。
マジシャンは観客の中の１人とゲームを始めます。ゲームのルールは簡単で、観客は向かい合ったマジシャンの動きを真似するだけです。ただしマジシャンはアゴに触りながら「鼻に触って」などと行動と異なる言葉を口にします。この言葉に惑わされず動きを真似します。ルールの説明が終わったら、マジシャンは観客にお皿を渡します。頭上にお皿を掲げながら、ゲームが進行。観客はマジシャンの言葉に惑わされずうまく行動を真似します。が、他の観客はクスクス笑っています。観客が頭上に掲げたお皿には黒い絵の具がついており、マジシャンの動きを真似することで観客はせっせと顔に落書きしていたのです。
紙玉のコメディのような展開ですね。

真ん中を破った２枚のカードがつながってしまうマジック

CHAIN - Linking Card
リンキングカード

マジシャンはカードを２枚用意します。それぞれ半分に折って、真ん中を破り取ります。「パンの耳」状態になった２枚のカードを重ねて、フッと息を吹きかけます。ゆっくりとカードを離していくと、２枚のカードは鎖のようにつながってしまいます。再び２枚を重ねて息を吹きかけると、元通りバラバラになります。

ペーパークラフトでＣＧに挑む手作り「トロン」

TRON
メイキング映像付き

ＣＧ映画の先駆といえるＳＦ映画『ＴＲＯＮ（トロン）』の世界を再現した動画です。ＣＧ部分はペーパークラフトで挑戦。これが結構いい感じです。動画の最後には軽いメイキング映像も収められています。「アレって、こうやったら作れるよね」という発想の勝利ですね。

鏡に映すと色がつく不思議なサイコロ

DIce illusion v.2
鏡の世界

マジシャンは白いサイコロと鏡を取り出します。それぞれ観客に手渡し、仕掛けが無いことを確認してもらいます。確認が終わったら、観客に鏡を水平に持ってもらいます。マジシャンは鏡の面に向かって白いサイコロを投げます。すると、サイコロは鏡の上に乗りますが、鏡に映ったサイコロは目が黒くなっています。もちろん、鏡の上のサイコロは白いままです。サイコロを手に取り、強く振ってから鏡に乗せると、今度は鏡の上のサイコロは目が黒く、鏡に映ったサイコロの目が白くなってしまいます。最後は観客の手を鏡の下に置き、鏡の上のサイコロを取り去ります。すると、鏡の中のサイコロが観客の手に落下します。

インド人マジシャンのパラソルマジック

Magician Prahlad Acharya
インド人もビックリ

パラソルを手に登場したマジシャン。まずはパラソルの分裂です。次に、火のついた紙を円い容器に入れると、炎が消えてリボンがあふれ出てきます。続いて黒い布を取り出すマジシャン。グルグルと布を振り回すと真っ黒だった布がカラフルに色づき、布の中からパラソルが登場します。さらにキャンドルに筒をかぶせておまじないをかけ、筒を取り除くとキャンドルが消えてパラソルが開きます。この後も、分裂させたシルクからパラソルを取り出したり、反対に複数のシルクを１つにまとめて中からパラソルを取り出します。マジックが終わるころにはステージ中がパラソルだらけになってしまいます。

ショートムービー「ブラックホール」

The black hole
欲望の果てに…

誰もいないオフィス。１人残業している男性は溜め息をつきながら書類をコピーしようとしますが、コピー機からは「ピピピッ」とおかしな音が。故障にイラついてコピー機を蹴ると、紙が出てきます。しかしその紙は書類のコピーではなく、大きな黒い円が印刷されています。読み込み部分を確認しますがおかしなものはありません。うんざりしながら紙コップのコーヒーを飲み干す男性。先ほどの紙の上に空の紙コップを置きますが、コップは穴の中に消えてしまいます。印刷された黒い円は不思議な穴になっていたのです。穴の性質に気がついた男性はある行動を起こしますが…。