コルクが浮くマジック？ いいえ、カメラトリックです。

Corkology: Video and reveal
マルコ・テンペストもビックリ？

動画の前半は実に不思議なマジックの映像です。男性がコルクから手を離すと、コルクが宙に浮くだけでなくクルクルと回転します。回るコルクの周囲で手を動かし、仕掛けが無いことを確認します。
すごいマジックだと思ったら、後半でカメラトリックであることを明かしてくれます。この発想が面白いですね。

カードを当てるカードとさらなる驚き

Impossible Card trick
不可能マジック？

マジシャンは１組のトランプを用意します。広げると、１枚だけ表を向いています。このカードが「カードを当てるためのカード」です。カードをよく混ぜてから無作為に１枚をめくります。これが「当てられるカード」です。
何度もカットをしたトランプを２つの山に分けます。両方の山からカードを１枚ずつ取っていきます。やがて片方の山に表を向いたカードが出てきます。そして、隣の山のトップをめくると、先ほど選んだカードです。
これで終わりではありません。当てるカードと当てられたカードを取り除き、４つの山のトップをめくると４枚ともエースが出てきます。さらに、エースの下の山はすべてエースと同じマークのカードになっています。

自宅でバードプロダクション

Cool Animal Magic
動物マジック

部屋の中に立つマジシャン。手に持った紙に火を着けると、閃光の中から鳩が飛び出します。手に止まった鳩は分裂するように２羽に増えます。
次は赤いシルクを２枚手に取り、端と端を結びます。結び目をくわえてシルクをなでると鳩が現れます。
最後は鳩の消失。手に持った鳩を箱に入れ、おまじないをかけます。蓋を外し、箱を分解すると中からは大きな蛇が出てきます。YouTubeのコメント欄では蛇に食べさせたのではと疑われていますが、食べていれば胴体が膨らむはずですので、彼は無実だと思います。

上口龍生氏の「胡蝶の舞」

Paper Butterfly
視聴にはクイックタイムプレイヤーが必要です

プロマジシャン上口龍生氏のサイトにあるムービーコーナーではいくつかのマジック動画を見ることができます。中でも、「胡蝶の舞」は他ではなかなか観る機会がないものだと思います。クイックタイムプレイヤーをインストールしてご覧下さい。

決して真似できないマジック

"Do As I Do"
カードマジックじゃありません

カードマジックに「Do As I Do」というマジックがありますが、こちらはコミカルなステージマジック。
マジシャンは観客を横に立たせ、自分と同じ動きをするよう指示します。右手で前方を指差し、左手でも指差し、指だけを内側に曲げたら動きをストップ。その指をホルダーに見立ててトイレットペーパーを持たせたら、紙玉のコメディを行います。
次に、マジシャンは瓶と筒を用意します。右手に瓶を持ち、左手に筒を持ちます。観客と２人で左手の筒を客席に向け、中には何も無いことを確認します。右手に瓶を立て、上から筒で覆います。瓶は完全に隠れますが、筒を持ち上げると瓶の底が見えます。右手で底を持ち、左手で筒の上に蓋をして、「１、２、３」と回転します。今度は左手が下になっています。マジシャンが右手で筒を持ち上げるとなぜか瓶の底が見えますが、観客が筒を持ち上げると当然ながら瓶の口が見えます。観客に瓶を逆さにさせてもう一度筒を回転させますが、やはり観客とマジシャンの瓶の向きは逆になります。

カードマジック「Do as I do」

4. Paul C. Young...*Do AS I DO*
私の真似をしてください

マジシャンは２組のトランプを用意します。観客にどちらか好きなトランプを持ってもらい、自分は残った方を持ちます。まずはお互いにカードをよく混ぜ、相手の前に置きます。次に、自分の前にあるトランプの上半分を手に取ります。観客には、テーブルに残ったトランプの一番上のカードを覚えてもらいます。そのカードを手に取った半分の上に乗せ、その上に残り半分を乗せます。そして、トランプの束をテーブルに戻すのですが、その時も適当に上半分を取ってテーブルに置き、残り半分を重ねます。半分といっても目算なので、覚えたカードがどこにいったかわかりません。ここまできたら再びトランプの束を交換。マジシャンは観客に選んだカードを探させながら、自分でも１枚カードを取ります。お互いのカードをめくると、マジシャンのカードも観客が選んだカードになっています。

カードマジック「ホワイトインパクト」

Spreadwave by Mathieu Bich
フリーチョイスとは凄い

マジシャンが持っているのは表も裏も真っ白なカードの束。しかし、カードを広げると模様のついたカードが３枚出てきます。３枚のカードには文字が書かれており、並べると「YOUR CARD IS THE（あなたのカードは）」となります。残った白いカードの束を広げると、そこに文字が浮かび上がります。その文字は「ハートの７」「スペードの３」などと観客が指定したカードの名前なのです。
特定のカードを観客に選ばせているのではなく、完全フリーチョイスということで話題のマジックです。