めまぐるしく色が変わる溶液

Re'action oscillante
連続する化学反応

「エメリーのお気に入り」さんで不思議な化学実験の動画が紹介されていました。
この紫色、見覚えがありませんか？　小学生の時にイモやお米にヨウ素を垂らしてデンプンの有無を確かめる実験がありましたね。あのヨウ素デンプン反応の色です。
複数の溶液を混ぜ合わせることで、液体の中では化学反応が連続して起きているそうです。溶液にはあらかじめデンプンを加えてあるので、要素が発生すると紫になり、ヨウ素が消えると色が消えるという仕組みのようです。
詳しくは「エメリーのお気に入り」さんの記事にある参考リンクをどうぞ。

マジックのアシスタントはロボット

PLEN and magic
携帯電話で操作

プログラムした動きを登録しておけば携帯電話で簡単に操作できるロボットＰＬＥＮが助手を務めています。
ロボットが持ち上げたボールを「ふしぎな箱」に入れ、蓋を閉めます。ロボットがボールを蹴ってぶつけると、中のボールは正方形に変化してしまうというマジックショーですが、携帯電話のボタン１つで操作できています。そして動きもユーモラスですね。
残念ながら使える携帯電話の機種はごく少数に限られているようです。

マジックをするロボット

magician robot
自動で手品

マジックに分類するのはためらわれたのでこちらに分類。
人形の両手には伏せたカップがあります。左手のカップをテーブルに下ろし、持ち上げるとコインが出現。もう一度カップを置くとコインが消え、右手のカップから現れます。移動のほかにコインが増えたり銀貨が銅貨になったりと華麗なマジックを披露してくれます。コミカルな外観ですが、手を上げ下げするタイミングやコインが出現する仕組みなどを考えると結構手の込んだロボットなのではないでしょうか。
江戸のからくり人形にも手品をするものがありますね。

一瞬でホットな氷を作る

Instant hot ice
熱い氷？

水をゆっくりと冷やすと０度以下でも凍らない過冷却水を作ることができます。過冷却水はちょっとした刺激で突然凍るのでマジック的な面白さがあります。その過冷却水に似た一瞬で凍る氷の作り方です。しかも、この氷は熱いのです。
材料は酢酸ナトリウムと水。水に酢酸ナトリウムを溶かして冷ましたあとで静かに器に注ぎます。そして刺激を与えると、そこから急速に固まります。過冷却水が凍る様子とそっくりですが、この塊は熱を持っています。
この原理を応用した使い捨てないカイロも売られていますね。実際に「使い捨てないカイロ」を作った人もいます。
実験する人は薬品の扱いに十分注意しましょう。

魔法のような発泡ウレタン

Science Trick
発泡ウレタン

まるで魔法のようですが、マジックではありません。発泡ウレタンを作る動画です。
メスシリンダーにあらかじめある溶液が入っています。ここに別な溶液を注ぎます。メントスを入れたコーラのように、泡がメスシリンダーを駆け上り、溢れかえりますが、テーブルの上には広がりません。泡は膨張すると同時に固まり始めるのです。
発泡ウレタンは泡が固まったものなので、中にたくさんの空気を含んでいます。そのため、断熱材として利用されています。

手の動きに合わせて光が動く

magic-light-rca-show-2007.mpg
ちょっと未来を感じさせる？

何かの展示会に出品された作品のひとつのようです。天上にライトがあり、テーブルの上に光を投げかけています。光の上に手をかざすと、普通は手の影ができるはずですが、光が手を避けるように移動します。投光機のセンサーが動きを感じ取り、手の動きに合わせて光が動く仕掛けのようです。
製作者のサイトを見るとアート作品として作っているようです。

魔法のカードで動き出す絵本

Magic Moving Images - Animated Optical Illusions book
パラパラ漫画じゃありません

絵がぶれている奇妙な絵本。透明なシートに黒い縦線を印刷したカードが付属しています。絵の上にカードを乗せると、余計な線がカードで隠れ、はっきりとした絵が浮かび上がります。カードをずらすと隠れる線が変わって別な絵が浮かびます。ゆっくりとカードを動かすと、絵が次々に切り替わり、まるでアニメーションのように絵が動いて見えます。